イベントレポート

2007年8月26日(日)女性と仕事の未来館にて、環境資源を生かした地域福祉の中のものづくりをテーマにしたイベント「小幡有樹子さんと考える環境と福祉の中のものづくりについて」の講義とディスカッションイベントが行われました。 この日、手づくり石けんWEBの会員他、石鹸づくりに関して意識の高い方々が多数参加し、かなり内容の濃い充実した時間を過ごすことができました。 そのイベントの様子をほんのちょっぴり公開させていただきます。

小幡有樹子さんと考える環境と福祉のものづくりについてイベント報告!

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<26日タイムテーブル>
第一部 13:30~15:05 オリエンテーション&小幡さん講義
●福祉の中の手作りせっけん(福祉への試み・目的など)(野乃屋さん)
●「日本とアメリカの手作り石けん」手作り石けんの流れとこれからの役割(小幡さん)
第二部 15:30~16:30 小幡さんとディスカッション
●テーマ「手作り石けんの今後の事業性と地域福祉での役割について」
懇親会 16:30~17:10 

第一部では現在「手づくり石けんWEB」のスタッフが行っている、福祉作業所の石けんづくりサポートの実際と課題のレポートを、手作りせっけん野乃屋を運営する野口さんから発表させていただきました。

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福祉作業所での石けんづくりは各地様々なところで行われていますが、作業所の規模や特徴によっても、授産品としての石けんは様々です。その中でどんなところと連携し、専門家としてどんなことをサポートできるのか、事例を踏まえてお話させていただきました。
また福祉の世界へ介入について、ビジネス的視点で見た場合での問題課題点についてもあげさせていただき、今後の大きな一歩を踏み出せるよう皆さんと情報を共有させていただきました。

次に、小幡有樹子さんの講義では「日本とアメリカの手作り石けん」として、まず開拓時代~90年代までのアメリカでの手作り石けんの流れやアメリカでの手作り石けん事情についてのお話がありました。

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ここでは実際にアメリカでの手づくり石けんの位置づけやビジネスとしてはどうとらえているか、法律や社会的位置づけなどとても参考になる事例を含めてお話いただきました。参加者はスライドを見ながら、一生懸命メモをとり小幡さんの話に真剣に耳を傾けているようでした。話の中には、これは日本でも応用できるのでは?とか、やはりアメリカならではだなと思うところもあり、日本にはない新鮮な情報だけに大変意義のある講義でした。中でもビジネスサポート、ネットワーク団体の存在やあり方はとても参考になりました。

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日本でも今後将来的にその事例を参考として何ができるのか、よい方向性を生み出せるのでは、と考えるきっかけになったと思います。また、環境の中で、福祉の中での役割をそれぞれ深く考えさせられる材料をいただき、環境という広いテーマの中での石けんづくりに、皆さん新しい意識が芽生えたのではないかと思います。
さて、第二部では「手作り石けんの今後の事業性と地域福祉での役割について」参加者全員でディスカッションを行いました。当初、あまり意見を発言する方が少ないのではという懸念も、全く心配なく活発な意見交換ができました。
参加者それぞれの持ち合わせている経験や、培った高い技術の中で行われる意見交換は、なかなかリアルですばらしいものだったのではと思います。
この中でやはり話しの中心となるのは、事業についてでした。これについては答えを見つけるまでには時間と膨大な情報を噛み砕いていかなければならないこと。参加者の皆さんは今日のこの機会に、何かひとつを持ち帰っていただけたのではないでしょうか。
ディスカッションでは、NPO法人せっけんの街の比戸理事長、里見さん、野乃屋さんも参加し、発言のたえない熱い場となり、おしくも時間がたりなく終了することになりました。(皆さん本当にごめんなさい)

その後は和やかななムードで懇親会。日ごろ同じ業界での横のつながりがもてなかったということから、積極的に挨拶をかわしたり、普段お話する機会のない小幡さんと楽しく会話されたりと、今までにないすばらしいイベントにすることができました。ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。


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【参加者のアンケートから】

・同じような悩みをもつ方々と話しをすることができてよかったです
・現状の自分の抱える問題等も話して頂けてためになりました
・同じ業種の方とご一緒できたのは初めてだったのでよかったです
・福祉作業所でのお話が具体的でとても参考になった
・皆さんと同じような悩みを共有できて心強くなりました
・悩み。不安・疑問について展開の仕方がわかりためになりました
・ディスカッションの時間がたらなくて、もう少しやって欲しかった
・考えさせられることも多かったので勉強になりました
・もっと時間がほしかったです。2回目以降も期待しています
・とてもよい企画だと思いました