お教室紹介

秋晴れのすがすがしい10月下旬、東京の池袋で、たおさんこと『小幡有樹子さんの手づくり石けん講座』が行われました。アメリカから毎年、秋にしか帰国しないたおさんは、石けんづくりを楽しむ、いわゆる“ソーパーさん”たちの人気者です。滞在中は時間をフルに生かして、休みなくワークショップを開催しているそうです。この日もたくさんのファンを含めた、自然派志向のナチュラルな女性が多数集まりました。

自然体が魅力のたおさん流ワークショップ

topbana

初めてでも十分に楽しめる

当日、午前と午後の2クラスを予定していた小幡さん。開始前から材料を覗く人、香りを確かめる人と、とても和やかで楽しそうな雰囲気の中、講座が進められました。午前のクラスはやや初心者を対象としたもの。オリーブ油やココナッツ油、パーム油をベースにフレグランスオイルで香り付けし、シンプルで簡単なものを作っていきます。まず、石けんのできる仕組みや作り方の手順などの説明から。約20名の参加者のほとんどがこの日初めて石けんを作るそうで、皆さんのわくわく、どきどきした感じがこちらにまで伝わってきます。
鹸化とは何?水はなんのために使うの?苛性ソーダの注意点など、先生の的確な説明もレシピに関するちょっとしたアイデアも楽しくおもしろい講義で、興味深い内容ばかり。生徒さんたちは熱心に、でも肩の力を少し抜いた、イキイキとしたやわらかな表情で話に聴き入っていました。

写真左から:初心者には丁寧にわかりやすく,香りを手にとって確かめる,たおさんの使う素材はめずらしいものも

心をこめた石けんづくりを

作業開始の時に、小幡さんからこんな一言がありました。「石けんを作る時にまず用意してほしいのが時間。最低でも3時間を自分のために空けてください。電話にも出ないくらいの余裕をもって望んでほしい」と。大切なものを時間と手間をかけて作ってほしいとの願いが強く感じられました。 その後、小幡さんはグループごとの作業を見守り、テーブルを一つひとつまわって丁寧に声をかけていきます。「油と苛性ソーダが出会うところをよく見てください。油に苛性ソーダ水を注いだだけでは分離していて、なにも起こりません。攪拌をして初めて反応が始まります」「ここまでくればもう大丈夫、ここから先は、人間はやることよりやらないことの方が増えます。保温の最中は覗いちゃダメですよ」。 生徒さんたちは、小幡さんとの楽しい会話もアドバイスもしっかり受け止めて吸収し、ますます石けんづくりの魅力にはまっていくようです。

自らがお手本となって,気になる素材は持ち帰ることも ,初めて会った人ともすぐに打ち解け

共同作業で効率的に,色の変化も楽しみながら,同じ素材でクリームなども作ります

素材を生かし、大切にする心

小幡さんの石けんづくりに使う素材にはパンプキンシード油やババスー油(ブラジル原産の油)など、あまり普段使うことのない素材も含まれます。その素材も石けんづくり以外でうまく活用できるように、午前のクラスも午後のクラスもコスメづくりがありました。石けんづくりだけでは、余ってしまうオイルや他の素材を十分に活用してほしい、講座費にみあう作品を持ち帰ってほしいという思いから、小幡さんが企画しているものだそうです。アボカド油を使ったクリームやゴートミルクパウダーを使った入浴剤、パック材やリップクリームづくり。日本では手に入りにくい素材を用意し、一つひとつに興味をもって香りを知り、感触を確かめ、その植物とはどんなものなのか、その生態系まで知ることができます。

手づくりの化粧品は、自然で安心できる素材を使うと同時に、その素材によっては、なめて味を確かめたり、香りや感触を確かめたり五感を刺激することにもなるそうです。それが脳に”安心”という信号を伝えるシグナルとなるんだと教えてくださいました。

植物はおもしろいと話す小幡さん,小幡さんの手づくり石けん,スタッフにも思わぬプレゼントが

講座終了前に、小幡さんから皆さんにお土産がありました。この日の講座で作ったものと同じ、オリーブ油・ココナツ油・パーム油の石けんで、シルクが入っているフリージアの香りの石けんです。そのやさしい心遣いと本当に自然化粧品を愛する思いが伝わってきました。 講座終了後は、小幡さんにサインを求めたり、写真を撮ってもらう生徒さんの姿がとても微笑ましく、石けんづくりを通じてつながる人と人のコミュニケーションや、植物と自然に触れる時間を楽しんだ、生徒さんたちの笑顔がとても印象的でした。


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【お教室の情報】

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