ソーパーインタビュー

「手づくり石けん」つながりで見つけた素敵な人を紹介するコーナーです。第3回目は「手話で楽しむ石けん教室」を主宰されているYUKIさんです。石けんとの出会いから、手話を使ったレッスンについて伺いました。

誰もが癒しのひとときを過ごせる…そんな教室を目指して

トリミングプロフィール写真

―YUKIさんと石けんとの出会いを教えてください。

手作り石けんとの出会いは旅行先です。沖縄のお土産屋さんで見て興味を持ちました。私は酷い乾燥肌で、市販のものだと肌がガサガサに荒れてしまうのですが、手作り石けんを使ってみたら全然使い心地が違ったんです。これはいい物だなと。黒糖やクチャなど沖縄のものを入れている石けんも沢山あり、お土産としても良かったですね。

―石けん作りのきっかけは?

友人から石けんは自分で作れると聞いて、自分でもやってみようと思ったのがきっかけです。まず本を借りたのですが、薬品を扱うので自分にはハードルが高いなと思って。そこで、初心者向けの教室に行ってみたんです。先生が丁寧に教えてくださったので苛性ソーダを取り扱う自信も付きまして、だんだんと石けん作りにはまっていきました。でもやっぱり初めのうちは「苛性ソーダは危険」というのが頭にあって、ものすごく緊張しながら作っていましたね。

―初めて石けんを作ってみた時の感想は?ご家族はどんな反応でしたか?

作った時は、初めて見聞きする事が多く、先生の説明についていくことに必死だったというのが一番の感想です(笑)でも、ハーブのパウダーを中に入れたので見た目はナチュラルで可愛いし、マンゴーのフレグランスオイルを入れたので、作っている間は香りに癒されましたね。
初めて作った石けんを使った時の感動は、いまだに忘れられないですね。冬はクリームを塗っても粉を吹くほどの乾燥肌だったのですが、洗いあがりはお肌がしっとりモチモチに!それが本当に嬉しかったですね。家族からも肌のかさつきや、かかとのひび割れが減ったと好評です。

―YUKIさんのお教室について聞かせてください。

2014年の秋頃から自宅のダイニングキッチンで始めました。毎月、季節に合わせた素材とデザインのコースと、初心者向けのコースを行っています。それから、作りたい内容をリクエストする「オーダーメイドレッスン」もあります。
石けんは液状のタネを流して作りますので、見本と全く同じものは出来ませんが、デザインの再現率を高くするにはどうすればいいか常に考えています。”聖なるクリスマスの石けん”というテーマで開催した時は、手作り石けん初心者の方の参加率が高く、「初心者でもこんな綺麗な石けんが出来た!」と大変喜んでいただけましたね。
レッスンを考えるときは、お客様のご要望を多く取り入れています。また、作った後は預かって欲しいというご要望をいただいたので、アクリルモールドも用意しました。私の家で乾燥させてから次回レッスンにてお渡しするか、宅急便でお送りしています。

―教室に手話を導入したのはなぜ?

10年ほど前、販売企画の仕事をしていた時に遡るのですが…身体に障がいを持つお客様の接客研修を企画したときに手話と出会いました。他にも車椅子のお客様や、目の見えないお客様の接客研修も行ったのですが、研修を開催した後、お客様から「手話で『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』と挨拶されて嬉しかった」というメッセージを何度もいただいたんです。研修を企画した私自身も、お客様に喜んでいただけたことが本当に嬉しかったですね。そんな経験から、手話の勉強を本格的にはじめました。
その後、手話仲間と話をしていて、耳が聞こえにくい人は自分の趣味を諦めてしまうケースが少なくないことを知ったんです。例えば趣味のお教室では、講師や他の生徒とのコミュニケーションの問題があります。旅行が趣味という人がバスツアーに申し込んでも、耳が聞こえる人とペアでなければ安全が保障できないという理由で参加を断られることもあるんです。手話専用のツアー旅行もあるのですが、数が少なく料金が非常に高い。それは悲しいな・・・と思って。耳が聞こえにくくても気兼ねすることなく、趣味を広げて楽しんでいただける場があるといいなと思ったんです。手話スキルをもっと磨いて、どうすれば伝えることが出来るかを日々考え実行していきたいと思っています。

―何か工夫をされていますか? 困ったことはありましたか?

テキストは目で見て作り方が分かることを心がけて作成しています。また、レッスン中には口頭や手話による説明だけでなく、デモンストレーションも交えるようにしています。
人間が得る情報の多くは視覚から入るといわれていますので、耳が聞こえにくい生徒様でも安心して受講いただけると思います。健聴者の生徒様にも、テキストを見れば自宅でも作れそう、作り方がわかりやすい、と好評をいただいています。私自身、手話が使える教室に参加した経験がないので、どういう方法が一番ベストなのかは手探りですね。

―最後に…今後の抱負について伺えますか?

自分で石けんを作ることによる癒し効果と楽しさを、もっと多くの方に伝えていきたいですね。私にとって、お風呂でリラックスしながら、自分の作った石けんの可愛いデザインと香り、しっとり感に包まれるのは、本当に癒される、至福のひとときです。そして、思い通りのデザインの石けんが作れると、更に楽しくなります。
これからも、お肌に良い素材と可愛いデザイン、そしてアットホームな雰囲気で石けん作りを楽しんでいただけるレッスンを考えていきます。また、手話スキルを更に磨いて、手話サークルのイベントや聾学校などで手作り石けんの良さと楽しさを直接伝えていきたいと思っています。

沖縄・石垣島の風景とそれをイメージして作った石けん

 

本日はありがとうございました!


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【ソーパープロフィール】

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YUKI(ゆき)さん
東京都品川区在住 みずがめ座 B型
しゅわしゅわ しゃぼんの会~口話と手話で楽しむ手作り石けん教室~主宰
HSA認定ハンドメイド石けんマイスター サービス介助士2級
◆ブログ:http://ameblo.jp/benefitsoap/
◆お問い合わせ http://form1.fc2.com/form/?id=945115