未分類

「手づくり石けん」つながりで見つけた素敵な人を紹介するコーナーです。第9回目は、3人のお子さんを育てながらのママさんソーパー、Heartwingさんです。

子育てや家事・仕事の合間にする石けんづくりが心のゆとりに

――Heartwingさんは今、石けんづくりの講座を活動のメインとされていると思いますが、どんな講座でしょう?

石けんづくりの講師としては10年ほどですが、ここのところはキラキラジェルソープやぷるぷる石けん、手ごね石けん作りなどを、主にイベントの中でワ-クショップを開催しています。また年に1、2回ですが、企業や公共施設からの依頼で15組くらいの大勢で行うワークショップの依頼があるのですが、その時はマルセイユ石けんを作っています。

――どういう方からの依頼が多いですか?

依頼してくる方は、自分で手作り石けんを使ってみたらとても使い心地が良かったから、その良さを皆さんにも味わってもらいたい…と。でも、石けんを作ったことはないので、作り方を教えて欲しいということで依頼をいただくことが多いです。私のブログを見て問い合わせてくださる方が多いですね。
2~3年くらい前にブログの仕様を変えてから依頼を頻繁にいただくようになりました。やっぱり、見て3秒でキレイと思うかどうかかと思いました。ブログの見た目も大事ですね。
当時からバスボムもやっていたので、自分もブログに記事や画像をUPしようという気持ちがあがって、3日に1回など、記事を頻繁にアップするようになったのも良かったのかもしれません。

内容は、思うままが基本です。考えてしまうと思考が止まって奥の奥の部屋に入りこんでしまう気がするんです。

――Heartwingさんのレッスンはどんな内容ですか?

自宅で2時間~2時間半、8名定員で3名が標準ですが、実際は1、2名くらいが多いです。その方がじっくりとお話しを聞きながら、相手の求めていることを汲んだレッスンができるので、そのくらいが私は好きです。生徒さんの人数が中途半端に多いと、伝えたいことが伝わっていない気がするので…。これからはレンタルスペースなど、自宅ではない場所で開催してみたいなとも思っています。
レッスン内容やターゲット層は季節に合わせて考えていまして、初めてのレッスンはベーシックなマルセイユ石けん作りをしています。夏休みなどは親子レッスンなので、楽しめる雰囲気を心がけています。また、暑い季節は透明感のあるキラキラジェルソープや手ごねソープが多いですね。

――石けんだけでなく、ハーバリウムも教えてらっしゃるそうですね

ハーバリウムは置いて見て楽しむものですが、そうすることでお部屋の中を心地よい空間にすることができるのが良いところだと思いました。母方の祖母が亡くなる前、部屋から出られない祖母のために、何か綺麗なものを作ってあげたいと思って習いに行きました。華やかなものを贈ると、心に響くみたいだったので。
それと、手づくり石けんが販売できないので、何か販売できるものが欲しいという現実的な問題もありました。最初は販売をメインにするつもりだったのですが、伊奈町ふれあい活動センター「ゆめくる」でハーバリウムを教えませんか?ということでレッスンを始めたら、今ではそっちの方がメインですね。ブームもあって、一つの部屋が材料の倉庫になってしまっています(笑)

―――ところで、Heartwingさんは3人のお子さんのお母さまでもあるんですよね。子育てやご家庭のことと、ソーパー活動のバランスはどのようにとっていらっしゃるんですか?

子どもは3人おりまして、下が小1で上は中1までの5人家族です。手づくり石けんとの出会いは、子どもが赤ちゃんだったころ、ベビーマッサージの教室に半年通っていたのですが、そこで「前田京子さんの手作り石けんを作るのが楽しいですよ、ワンコインでできるからこない?」と誘われまして。実際に作ってみて、透明なものが白くなって固まるのは面白くて…それにこの品質のものなら外で買うのとあまり変わらない金額だし、と思って石けんづくりを始めました。自分の中では簡単だと思ったんですね。実際、作った石けんは使ってみたらしっとりしてつても良かったです。お風呂で使うと気持ちがホッとする感じといいますか…ぬくもりとか身体が緩まるという感じですね。それからは子どもが寝ている間に作って販売するくらいでしたが、油やぬか、日本酒で変わるなど書籍を読んで勉強した時期でしたね。
今は週4回メール便配達の仕事もしていますので、石けんづくりの活動は1日で2時間取れればいいかな。でも、1日の睡眠時間は8時間しっかりとっているんですよ。だから2時間しか石けんにかけられないんですが(笑)でも、お母さん業だけしているよりも、実はストレスは半分になっている気がします。

―――そうした日々の生活の中で、どうやって石けんやハーバリウムのテーマを考えていらっしゃるのか教えてください

ハーバリウムは作りたいものがその日の気分で違うので、結構繰り返し作っても大丈夫なんです。石けんのアイデアは…そうですね、例えばホイップバスボムを子どもと一緒に作る時など、口を出すと子どもの持っているイメージが壊れてしまうので、あえてテーマは作らない。同じ材料でも娘が作るものと自分が作るものでは作品のトーンの違いが変わるように個人の性格の違いも反映されます。ですから私がデザインなどを作りこむことはあまりなくて、石けんだったらまずマルセイユ石けんのようなベーシックなものから始めてもらって、デザインはその後。あとは自分で作って使ってみてよかったものをテーマにするようにしています。

―――これからのソーパーとしての展開をお聞かせください

例えばアイクリームソープなどはもっと広めたいですね!簡単に作れるのがいいと思います。MPソープで作れるので、それをきっかけにして石けんに関心のなかった人にも広めたいです。
作る工程が自分の中では難しくなくても、他の人には難しく感じるのだったら、最初もマルセイユ石けんでなくてもいいのではと思うようになりました。まずは簡単で楽しかったらなら始めるきっかけになるかと思って。そこをスタートとして、本来の工程に慣れていくのではないかと。やはり簡単であることは大事だと思います。簡単に加えて、アイスクリームソープみたいに見た目のインパクトの大きさをフックにしてファンを増やしたいですね。
今のお母さんたちは、興味あるけどやるかやらないか悩む、というファジーな層が多いように思えます。お子さんにアトピーなどがなければ面倒くさい。そこまで難しいことはそんなに好きじゃないみたいなので。でも、子どもがものづくり好きだからといいながら、実は自分も参加したいと思っていたのが見え隠れするお母さんとかはたくさんいらっしゃいます。
スクラップブッキングなども、後々学校の広報誌づくりに役だったりしますよね?それと同じで、石けんづくりもいずれ何かの役に立てていただきたいですし、お母さんたちには、心のゆとりになればいいな、趣味を持ってほしいな、と思ってワークショップをしています。

―――ご自分の経験上、子育て中の忙しいお母さんたちこそ何か熱中できる趣味があった方がいいということを自ら示すことができますし、現役のお母さんたちの後押しができるんですね。Heartwingさんもこれからお子さんが大きくなって、さらにできることが増えていくのではないでしょうか?

はい、今、ワークショップの依頼があることと、参加してくれた方に「楽しい」「簡単だけど、ひとひねりあるのでよかった」と満足してもらえたことが、自分の中で大きな軸となっていることです。それなのにワークショップはなぜか失敗してもいいと思ってしまうんですよ。そこが不思議なのだけど、他のことでは失敗できないと思っているのに、なぜか石けんづくりに関しては失敗が怖くない。経験になる気がするのかもしれませんね。

今年、ものづくりの認定講座を教えていまして、受講終了生から「ワークショップの手順に不安を感じるのでもう一度教えてください。初回の講座に一緒に出て欲しい」という人が結構いるんです。私自身はなんでも自己完結する癖がついていて、自分で一から最後までやるのが当たり前だと思っているので想像していなかったのですが。ワークショップのあとのサポートも必要かなと思ました。押しつけになるのはいやなのですが、今後は皆さんの石けんづくりのアフターフォローをしていきたいと思っています。

―――ありがとうございました。

 


スポンサードリンク

【ソーパープロフィール】

松本珠水さん 埼玉県在住 おうし座 O型
手作り石けん教室 バスボム・ハーバリウム教室 Heartwing 主宰
手作り石けん教室歴10年
Instagram:heartwing
ブログ :https://ameblo.jp/heartwing-tiana/
2014年より 不定期にて、石けん教室を開催
2016年より〜現在 近隣の公共施設にて、2ヶ月に1度のペースで石けん教室を開催。
また、キラキラジェルソープやぷるぷる石けん、手ごね石けん作りなどをイベントのワ-クショップや体験教室などで開催。
石けんを手作りすることを楽しめるものや親しみやすいものとして、伝えていくことを意識しながら開催しております。